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塩澤美幸さんのインタビューを通して①あかり


はじめに


こんにちは!私たちはおぶせ高校生編集室です。
この活動は、「高校生が町の様々な大人にインタビューし、自分の将来について考える」というコンセプトのもと、取材準備から編集まで全て高校生中心におこない、毎月小布施町町報に記事を掲載するという取り組みです。

小布施町に住む町の大人の人生は高校生からどう見えるのか、そしてそのインタビューから高校生がどんな気づきや学びを得ているのか。
なかなか聴くことのできない高校生の心の中を、記事を通して覗いてみていただければと思います。

またこのnoteは、町報では載せきれなかった、編集なしの高校生の素直な感想や感じたことなどを自由に綴っていく場にできればと思います。
ぜひ気軽に読んでみてくださいね。


ご感想や高校生編集室についてのご質問などはこちらまで。
machiasobi2020@gmail.com (担当:渡邉)
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この活動は、運営事務局である小布施まちあそび会議(担当:渡邉・深山)が小布施町/小布施町役場と共催で運営しています。
小布施まちあそび会議は、「慶應義塾大学S FC研究所『長野県小布施町における新事業創造プログラム』」の一環として行われています。
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塩澤美幸さんのインタビューを通して


町報おぶせ10月号内で取材させていただいた塩澤美幸さんのインタビューを経て、高校生はどんなことを思ったのか、町報には載せきれなかった一人ひとりの言葉を紹介したいと思います。

〈あかり〉
塩澤美幸さんのインタビューで、わたしが特に印象に残った言葉は、「面白そうか、どうか」というものだった。
仕事を変えるという行動の原動力はどこから来るのか、という話の中で出た言葉だ。
それを聞いてわたしは、あっ、と思った。こんな大人になってもいいんだ、と。

わたしは元来、面白いことが大好きである。
面白そうだと思ったら何でもやりたくなってしまう。でも成長するにつれて、「進路とか、生き方とか、大事なことは面白いかどうかなんて基準で決めちゃいけない。もっと真面目に考えるべきだ」という考えが、知らぬうちに芽生えていたようだ。
ようだ、というのは、そのことにずっと気付いていなかったから。なんだかわからないけど、将来のことを考えると気が重い、そんな風に感じていた。

今回のインタビューで、塩澤さんの言葉を聞いたとき、重荷がふわっと無くなったような感じがした。
「面白そうか、どうか」で大切な選択をした女性が、今こんなに素敵で、充実した人生を送っているのだ。
だからわたしも、そうやって決めていってもいいのかもしれない、そう思えた。


「自分のやりたいこと」と「社会に求められていること」のギャップに悩むあかりだからこそ、今回の美幸さんの言葉がより心に響いたのだと思います。
働き方・生き方が多様になってきた時代だからこそ、様々な大人の話を聞くことで高校生たちがまさに「素敵で、充実した人生」を歩むためのヒントが得られるような活動にしていきたいと改めて感じました。

次は、塩澤さんのインタビューを通して②あおいです!
おたのしみに!


*おぶせ高校生編集室の記事が掲載されている号はこちら*
・10月号
https://www.town.obuse.nagano.jp/fs/2/6/0/1/9/_/2010pw.pdf
・11月号
https://www.town.obuse.nagano.jp/fs/2/8/1/6/2/_/2011pw.pdf