【活動報告】バーチャル町民会議(Day3)
3月6日の土曜日、バーチャル町民会議のDay3が行われました。
「小布施バーチャル町民会議」は、全4回のオンラインワークショップを通じて、参加者が①小布施町を舞台にした社会実験のアイデアを考え、②移住ありきではない地域への関わり方の模索取り組み。
今回は3月20日(土)の最終報告会に向けて、中間報告会を行いました。
参加者が発表するアイデアに、大宮さん(過去に小布施若者会議の企画運営を行い、現在は小布施町役場にて総務課長)からフィードバックをしていただきました。
参加者は3つのテーマ毎にチームに分かれて、アイデアづくりを行っています。それでは、どんな中間報告がされたのか順番に紹介していきます。
① 中間報告会の様子(関係人口チーム)
テーマ:「つながり」を止めるな!
人の往来を前提とした関係人口政策が転換点を迎えている今、オンラインでの新しい「つながり」を考えます。
このチームでは「関係人口」をテーマに議論を行っています。
本日の発表会で提案されたアイデアは「バーチャル町民制度」。小布施に関わりをもつ人々と小布施に暮らす、働く人々をつなぐオンラインコミュニティのアイデアが提案されました。
こちらの提案に対しては「オンラインコミュニティ特有の運営の難しさをどう考えていくか?」「誰でも入れるものにするのか?参加者の資格はどう設計する?」など、具体的な質問がされていました。
② 中間報告会の様子(観光チーム)
テーマ:「コンテンツ消費」から「つながる観光」へ
時代とともに変化している観光のあり方。一人ひとりが自分のペースで、楽しみ、味わい尽くす新しい観光のあり方を考えます。
このチームでは「観光」をテーマに議論を行っています。
観光チームからは旧来型の観光ではなく、小布施だからこそできる「これからの観光」のアイデアが提案されました。
小布施ならではの観光アイデアとはどういうことか。
観光チームからは「学びのキャンパス」として小布施で過ごす体験をデザインしていこうというアイデアを提案。持続可能なライフスタイルと創造性を探求する場所として、小布施で過ごす体験のアイデアは発表されました。
③ 中間報告会の様子(教育チーム)
テーマ:小布施を舞台に考える、新時代の学校教育
社会が変わる今、小布施の義務教育を舞台に新しい教育をバーチャル町民が考えます。
このチームでは「教育」をテーマに議論を行っています。
小布施町には小学校、中学校が町内にひとつしかないため、事実上の「小中一貫校」状態になっています。この特徴を活かして、小布施の地域の魅力と掛け合わせたカリキュラム案と今まで積み重ねてきた関係人口ネットワークから学校運営の協力者を募集する「バーチャル教員制度」が提案されました。
④ 今後に向けて
この日いただいたフィードバックをもとに、参加者は2週間後の最終報告会(3月20日(土))に向けて、議論を継続します。
自分たちの抱いたビジョンをどのように実現するのか、小布施を舞台に社会実験するにあたっての最初のステップは何か。
運営一同、中間報告会の発表からさらにアップデートされたアイデアを楽しみにしています。
以上、中間報告会の様子をお届けしました。