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【あいうえおぶせ】 お号 温泉

おんせん【温泉】
小布施町・雁田

信州・小布施温泉 あけびの湯

朝焼け、朝霧、北信五岳。
早朝6時のぜいたくな時間。

雁田山のふもとには、温泉が2つ。どちらも小布施のまち並みや、北信五岳、北アルプスが一望できる、絶景のポイントで入浴が楽しめるんです。

 まず訪れたのは、向かって右手側にある「信州・小布施温泉 あけびの湯」。こちらは小布施町唯一の宿泊施設がついた温泉で、 一日、小布施を散策した後にゆっくりと疲れを癒すことができます。また、部屋の規模も、もちろん1〜2名様向けの洋室から、最大8名様用の特別室(貸切檜風呂付き!)と充実しています。

 「家族3世代でわいわいと楽しんでいただいたり、ご家族の記念日や結納など、特別な日にぜひ、ご利用いただだきたいです」と、笑顔で話すのは支配人の寺島さん。飯綱町出身の寺島さんは「あけびの湯」に来てちょうど一カ月。地域に根ざした温泉宿を目標に、毎月一回、町民の日を設け、その日はなんと入館料が半額!(お隣の須坂市や中野市の日もあります。)つい、足を運びたくなってしまいますよね。(※1)

※1:掲載当時は「入館料が半額」でしたが、現在は一般の入館料が650円から300円引きになります。

スタッフの金山さん(左)と支配人の寺島英紀さん(右)

 また、「あけびの湯」の日帰り温泉は毎朝6時から入浴することができ、それも町内外から人気を集める理由のひとつです。仕事前に朝焼けに染まる山々を眺めながらのひとっ風呂とは最高ですね!

 それに加え、5月からは毎月、「落語の会」を開催するとのことで、こちらは入館料だけでプロの落語を存分に楽しむことができます。今後は、地元のひとや会社と協力し、地域の方に喜んでもらえるイベントを行っていきたいと話す寺島さん。町外の方だけでなく町内の方も、「あけびの湯」で特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょう。

観音様のお告げから湧き出た
ご利益ある温泉。

おぶせ温泉 穴観音の湯

次に訪れたのは、向かって左側、「おぶせ温泉 穴観音の湯」。かつて、高井郡に配流された福島正則公がこの場所に隣接する岩窟に持仏の観音像を安置したと伝わる「穴観音」以外は何もありませんでしたが、創業者の碓井亮一氏がお参りを欠かさず行っていたところ、『私の足元で温泉を掘りなさい』と夢の中でお告げを授かり、温泉が湧き出たことで「穴観音の湯」と命名されました。

 こちらは、一人でも多くの方に穴観音のご利益のある温泉に浸かって健康になってもらいたい、リフレッシュしてもらいたいという、創業者である先代の想いから、気軽に利用できる日帰り温泉として平成3年に開業。毎日、浴槽のお湯を全て流し、完全清掃をしているとのことで、源泉100%かけ流しの湯を安心して楽しむことができます。

温泉に設置された優しい表情の観音様

泉質は保温や保湿効果にも優れていることから「美肌の湯」と呼ばれ、女性におすすめ。「穴観音の湯」には毎月女性の入館料が半額になる女性感謝デーがあるので、男性の方はいつもお世話になっている女性を連れて来られてはいかがでしょう。(男性へはプレゼントがあります。)

 2階には、地元食材をふんだんに使用した創作料理が自慢の「KITCHEN 穴GOHAN」があり、お風呂上がりにシェフ特製の絶品料理の数々を味わうことができます。

代表の碓井準一さん

 どちらもそれぞれの楽しみ方がある、小布施町の2つの温泉。どちらか一方だけも良いけれど、温泉をはしごする、なんて楽しみ方も小布施町を知り尽くすにはおすすめですよ!

小布施辞典「あいうえおぶせ」
小布施町をあいうえお順に紹介するフリーペーパー
https://aiueobuse.net/

※掲載内容は刊行当時のものです。情報が最新ではない場合がありますのでご了承ください。
※noteでの掲載のため、一部内容を編集しています。

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