【あいうえおぶせ】 え号 駅
えき
【駅】
小布施町・伊勢町
行き交う人々と
そこで交わされるあたたかい会話。
まちの窓口、小布施駅は情報が集まる
文字通りのステーション。
いくつもローカル線を乗り継いだ旅の途中、見知らぬ土地のホームに降り立って感じるその土地の空気の匂い。数年ぶりに帰郷して通過する待合室と改札。部活帰りの夕暮れ時に改札の向こう側に見える母親のお迎えの車…と、駅ってなぜか味わいがあり、郷愁を誘いますよね。そしてもちろん、小布施駅にも味わいと郷愁、溢れています。
大正12年開業の小布施駅は改築を重ねながらも、古き良き時代からの人と人との暖かいコミュニケーションを残し、人々の集う場所として現役で活躍しています。
「まち全体がおもてなしの心にあふれていて、観光の街でもある小布施にとって、駅はお客さまの『まちの窓口』。地産の農作物の販売や名所案内やレンタサイクルなど、併設の観光案内所と関係を密にしたホスピタリティが小布施駅の特色ですね。お客さまの『また来たよ!』という元気な笑顔のごあいさつ、それが何より嬉しいんです」
と駅長の熊井さんがお話しするとおり、今日も人々が行き交い、そして見知らぬ人同士の会話が弾む、あたたかい人間交差点として小布施駅はいきいきと輝いています。