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塩澤美幸さんのインタビューを通して②あおい


はじめに


こんにちは!私たちはおぶせ高校生編集室です。
この活動は、「高校生が町の様々な大人にインタビューし、自分の将来について考える」というコンセプトのもと、取材準備から編集まで全て高校生中心におこない、毎月小布施町町報に記事を掲載するという取り組みです。

小布施町に住む町の大人の人生は高校生からどう見えるのか、そしてそのインタビューから高校生がどんな気づきや学びを得ているのか。
なかなか聴くことのできない高校生の心の中を、記事を通して覗いてみていただければと思います。

またこのnoteは、町報では載せきれなかった、編集なしの高校生の素直な感想や感じたことなどを自由に綴っていく場にできればと思います。
ぜひ気軽に読んでみてくださいね。


ご感想や高校生編集室についてのご質問などはこちらまで。
machiasobi2020@gmail.com (担当:渡邉)
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この活動は、運営事務局である小布施まちあそび会議(担当:渡邉・深山)が小布施町/小布施町役場と共催で運営しています。
小布施まちあそび会議は、「慶應義塾大学S FC研究所『長野県小布施町における新事業創造プログラム』」の一環として行われています。
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塩澤美幸さんのインタビューを通して


町報おぶせ10月号内で取材させていただいた塩澤美幸さんのインタビューを経て、高校生はどんなことを思ったのか、町報には載せきれなかった一人ひとりの言葉を紹介したいと思います。

〈あおい〉
「力を抜いていこう」
この言葉を伝えたい人がいる。もし今、漠然と困っている、不安を抱えているのであればそれはあなたである。
この言葉は、「いい仕事をするために考えたことは?」という質問への塩澤さんの答えの一部である。
そこで、私なりに漠然と困っている人たちに「力を抜く」ことを教えたい。

「力を抜く」という言葉はどこかマイナスの意味を持っているように感じる人もいるだろう。
しかし、心に寄り添う言葉をかけるのは私の役目ではないので、具体的な行動案を示す。

「分割統治法(1)」という言葉を知っているだろうか。
分割統治法というのは物事を細分化し、ひとつひとつ解決していく事で全体を解決しようとする手法である。
今回は漠然とした不安が大きな課題としよう。

まず「やりたい事」「やらなくてはいけない事」「やりたくない事」で大きく分ける。
次に、それらの目的であったり、原因であったりで問題の大きさを小さくする。
ここで注意して欲しいのは「目的」と「原因」は別物だということである(2)。
高い目標を掲げる人間はしばしば「やりたい事」を「やらなくてはいけない事」に分類してしまう。
また、「その為には〇〇すべき」のように「べき」で考えるのも混乱につながってしまう。これには「べき」を「武器(ぶき)」に変えることを勧める。
他にも、課題の所有者が他人であるのにもかかわらず自分にしてしまったり、課題をこなす為に課題を設定してしまったりしていることが多いため、課題の発見には十分時間をかけること。次の1週間で解決したい課題、次の休日に解決したい課題、今日までに解決したい課題、次の1時間に解決したい課題にまで分割して欲しい。
そしてその1時間、その30分課題と向き合ってそれを積み重ねて欲しい。
以上が私なりの「力を抜く」ことの提案である。
それと大事な事だが、10ある目標のうち6しか達成できなくてもそれは時間が足りなかっただけで、あなたの能力が足りなかったわけではない。
しようと思って何もしなかった時に比べて6も頑張ったのだから。
(1)ヒープソートで検索してみよう
(2)アドラー心理学で検索してみよう


次は、塩澤さんのインタビューを通して③みのりです!
おたのしみに!


*おぶせ高校生編集室の記事が掲載されている号はこちら*
・10月号
https://www.town.obuse.nagano.jp/fs/2/6/0/1/9/_/2010pw.pdf
・11月号
https://www.town.obuse.nagano.jp/fs/2/8/1/6/2/_/2011pw.pdf