おぶせじん 8月号
こんにちは。小布施町とつながるマガジン「おぶせじん」編集室です。酷暑が続く8月ですが、朝晩は秋の気配を感じる風が吹くようになりました。
季節の移り変わりとともに、新たなプロジェクトが動き出します。
その名も「ミライ構想カレッジ in 小布施」
名前を聞いただけでワクワクする人、「何ソレ?」と疑問を持つ人…
【特集】にて触れていますので、ぜひご一読ください。
NEWS
1.自分の「しあわせ」と小布施の「しあわせ」とのつながりは?
8/4(日)「第2回小布施しあわせ会議」が開催されました。
講師に武蔵野大学ウェルビーイング学部から
学部長・前野隆司さん、准教授・中村一浩さんの2名をお招きし、
町内だけでなく町外からの参加もあり、総勢45名が北斎ホールに集いました。
初めに前野先生から「ウェルビーイング」と「ハッピー」の違いなど「しあわせ」に関する講義があり、
その後、参加者が6グループに分かれて、中村さんのファシリテーションによるワークショップを行うという2部構成です。
「自分のしあわせとは?」をテーマに、各グループで話し合いをしながら、個々の「しあわせ」の共通点を見つけ出します。
それから「小布施町のしあわせなまちづくり」へ視点を移して、先ほど見出した共通点をもとに
「自分だけではなく、どうしたらまちにもしあわせが広がるだろうか?」
と問いかけながらコンセプトを決めたうえで、具体的なアイデアを出し合いました。
各グループ個性的な「しあわせ」のコンセプトができあがり、多様性のあるまちづくりのアイデアも溢れるように生み出されました。
9月には「しあわせ会議」を深掘りしていく「しあわせ探求講座」が2回にわたって開催されます。
会議に参加していなくとも、講座からの参加も大歓迎です。
来年以降も継続して実施予定の「小布施しあわせ会議」にご注目ください。
2.甘ずっぱいを超えた すっぱい青りんごブラムリー
イギリス生まれの、とーってもすっぱい料理用の青りんご「ブラムリー」
加熱や加工をすることで、さわやかな一品に仕上がります。
町内で栽培されたブラムリーを21店舗の協力店が、趣向を凝らして料理やお菓子へ活用しています。
本日より9月16日(月)まで開催している「小布施ブラムリーフェア2024」
この機会にしか味わえない品々をぜひご堪能ください!
3.元チェッカーズのベーシスト・大土井裕二さんが小布施でソロライヴ♪
1983年にデビューしたチェッカーズのベーシストで、
名曲「I Love you,SAYONARA」の作曲者としても知られる大土井裕二(おおどいゆうじ)さんが、10月26日(土)ギター弾き語りソロライヴ「大土井でショー!in 小布施」を開催します。
2014年に町役場裏の音楽堂にてライヴを開催したのが、大土井さんと小布施のつながりのはじまりでした。
小布施でのライヴ開催10周年を迎える記念すべき年の会場は、今回が2度目となるクラフトビールとカレーが自慢のお店「YURA 響(ゆら)」です。
間近で大土井さんの歌声に酔いしれた後は、「打ち上げ」にも参加が可能。
響の特製料理を囲みながら、大土井さんの人柄にも触れられる時間です。
物理的にも心理的にも距離の近い、まさに「ライヴ感」を体感しに足を運んでみてください!
好評につき、ご予約はお早めに!
【特集】「NTT東日本×東大×あなた」とともに2050年のミライを考える
東京大学とNTT東日本との連携により、未来の社会を構想するプロジェクト「ミライ構想カレッジ in 小布施」が始動します。
小布施町内の関係者、各分野の有識者が集うだけでなく、参加は居住地に関わらず全国から可能なプロジェクトです。
どんなことをやるの?
理想とする未来を具体的に思い描き、実装していくことを目指します。
町をフィールドとしながら、「レクチャー」「ラボ」「カンファレンス」の3つに取り組みます。
参加者は、約4ヶ月かけてプログラムに取り組み、最後には議論と実践から得られた学びを取りまとめた「2050ミライ構想グランドデザイン」を発表します。
10月から始動するこちらのプログラムの参加者募集が始まりました!
詳細や申込はこちらから↓
小布施に関わりたくて「ミライ構想カレッジ」企画運営へ
昨年9月から翌年2月の約半年間、地元企業と一緒に課題解決に向けて取り組むプロジェクト「小布施バーチャル町民会議」へ参加し、
それがきっかけで大学を休学して東京から小布施へ移住した出島(でじま)こころさん。
今回「ミライ構想カレッジ」の運営に関わっている出島さんに
小布施やプロジェクトについて感じていることなどお話を伺いました。
出島さんが参加した「第4回小布施バーチャル町民会議」の内容と詳細については、noteに掲載していますので、下記リンクをご覧ください。
ー バーチャル町民会議に参加してみて感じたこと
地域に根ざした企業が関わるプログラムに参加したのは、バーチャル町民会議が初めてでした。
企業の人だけでなく、他の地元の人たちと交流する機会があり、「この地域の人たちともっと関わりたい」というのが、プログラムを通して一番強く感じたことです。
ー 移住した理由
バーチャル町民会議の期間中だけでは、やり切れなかった部分が正直ありました。近くにいながら、もう少し長期で企業に携われたらと思ったんです。
それと、先ほどの「この地域の人たちともっと関わりたい」と感じたのが重なって、インターン生として活動しながら小布施に住むことを決めました。
ー「ミライ構想カレッジ」の企画運営をやっていて思うこと
まちづくりに積極的な人とそうでもない人が混ざり合って、まちづくりに対して全体で盛り上がるようになるのが理想です。
「小布施ミライ構想大学」に携わりながら自分自身の活動が、その盛り上がりの一助になれたらいいなと思っています。
「おぶせ縁会」を東京で開催(プログラム紹介の時間あり)
「ミライ構想カレッジ」とは、一体どんなことをやるのか?どんな人がいるのか?この場だけでは伝えきれないところが、たくさんあります。
9月17日(火)東京で行うイベント内にて、プログラムの内容を案内予定です。
少しでも気になった方は、まずはこちらへお気軽にご参加ください。
食事やお酒を味わいつつ、小布施にご縁のある方と交流できる絶好の機会です◎
なお、こちらのイベントではプログラムに興味ある方だけでなく、
これまでに何かしら小布施とご縁があった、これからご縁をつないでいきたい、といった方々のご参加もお待ちしています!
【あいうえおぶせ】 あ号 「アイアンクロウスケートビレッジ」
パリ・オリンピックで日本人選手の金メダル獲得が記憶に新しいスケートボード。実は、小布施にも練習場所があるんです。
HLAB SHINSHUの旅路
8月14日(水)〜20日(火)にかけて、HLAB SHINSHU 2024が実施され、無事にサマースクールが終了しました。
現在、詳細報告を鋭意作成中!次号をお楽しみに!
つくり手通信
こちらのコーナーでは、小布施の特産品をご紹介していきます。
今年の栗が楽しみでわくわくが止まりません🌰
ここにも、あそこにも…
大きな栗の木にポンポンと緑色のイガが存在感を出しています。
栗の収穫時にはおぶせ町では様々なイベントや美味しい果物であふれています♪
季節は夏から秋に移り変わって行きますね~
少し風の流れが変わったように感じます。
それでも、まだまだ暑さは続きますが新鮮なフルーツで水分補給しながら
楽しい夏をお過ごしください!
小布施の農家が心をこめてつくった小布施栗は、ふるさと納税でも寄付が可能です。
町報おぶせ
7月の小布施町2大イベント「小布施見にマラソン」と「くりんこ祭り」が掲載されています。
「おぶせじん」とは異なるアングルの写真をお楽しみいただけますので、
先月号の「おぶせじん」と見比べてみてください。
掲載希望の方はこちら
「おぶせじん」では、一緒に「おぶせじん」を盛り上げてくれる方のご連絡もお待ちしております。
情報掲載を希望する方は、以下のフォームからご連絡ください。
編集後記
編集・執筆/橋本 緑(地域おこし協力隊)
小布施にきて、ワッサーや黄桃といった関東在住時には
(たぶん)スーパーであまり見かけなかった果物たちと出会いました。
そして、この子たちの美味しいこと…なぜもっと流通しないのか?
と思うと同時に、移住したからこそ食べられる優越感を味わっています。
冷蔵庫の野菜室が、ワッサーと桃でいっぱい(移住前では考えられない光景)になっている状態を見て、にんまりするのが最近の日課です。
おそらく、これから昼間と朝晩の気温差が激しくなってくるのかな?と想像します。季節の変わり目、お身体ご自愛くださいませ。
掲載内容とまったく関係ないこと書いたなと思いつつ、
「これが私です」と開き直って、このままにします。笑