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キエーロコンポスト・ワークショップを開催しました!

2022年10月8日、16日、30日に、小布施町立図書館にて、生ごみを分解してくれる「キエーロコンポスト」の勉強会と製作ワークショップを実施しました。今回は、小布施町で8月から10月の三か月間「地域おこし協力隊インターン生」としてコンポスト勉強会をメインで担当した大脇藍がお伝えします!

キエーロコンポストって?

正式名称「バクテリアdeキエーロ」とは、土の中のバクテリアの力で生ごみを分解する生ごみ処理の仕組みのことで、「生ごみをとにかく減らしたい!」そんな想いにこたえるコンポスト方法です。生ごみが土の中で分解されるため、土の量が増えないことが特徴で、堆肥はいらないけれど生ごみを減らしたいという方におすすめです。

今回製作したりんご箱キエーロ

ワークショップでは何をしたの?

ワークショップは二部構成で、前半の「コンポスト勉強会」では、生ごみの現状をクイズや映像を通して学びながら、キエーロの原理や使い方を解説しました。後半の「キエーロ製作」では、須坂市のアップサイクル蔵部さんに廃棄予定だった❝りんご箱❞を提供いただき、こちらに波板の屋根をつけてコンポストボックスにする製作ワークショップを行いました。

当日のようす

ワークショップにはどんな方が参加したの?

今回三日間、三回のワークショップで総勢50名の方と30個のキエーロを製作することができました。小学一年生のお子さんも参加されたりと幅広い年代の方にご参加いただきました。また、小布施だけでなく、お隣の須坂市や、伊那市から来てくださった方もいらっしゃいました。一人でご参加くださった方のほかに、ご家族やご友人とご参加いただいた方も多くみられました。

参加者の皆さんとの集合写真

参加者の皆さんからいただいた感想

コンポスト勉強会について

  • 生ごみを減らしたいと思って参加しました。生ごみの現状など、知らないことを知れて勉強になった。

  • 中学校でもSDGsについて取り組みを積極的にやりたい。楽しくSDGsを学べた。

キエーロ製作について

  • りんご箱を使うのは味があっていいと思った。

  • 子供と一緒に作ったので、子供にも興味を持ってほしい。

  • キエーロがたくさんの人に知ってもらえるといいなと思います。生ごみが分解されていくのが楽しみです。

さいごに

以上が三回分のキエーロコンポスト・ワークショップのご報告になります!
ぜひ一緒に楽しいキエーロコンポスト生活を広めていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

作成者紹介

小布施町地域おこし協力隊インターン生(2022年8~10月) 大脇藍
大学に入学してから環境問題に関心を持ち始め、特にごみ問題解決に取り組む。本インターンでは、小布施町のゼロ・ウェイストチームの一員として、コンポスト勉強会を担当し、企画運営・当日ファシリテーターを務めた。

一般社団法人 Zero Waste Japan
従来のリサイクルを中心にした「ごみにしない」モデルに加え、「ごみを生み出さない」モデル(循環型の生産・流通・販売モデルや、そのためのプロダクトデザイン )をグローバルスタンダードにすることを目指し、行政・民間領域の双方で、ステークホルダーの皆様と共に『ゼロ・ウェイスト』を実践する機会を創出します。
問い合わせ先: info@zwjapan.org