おぶせ高校生編集室はじめました!

おぶせ高校生編集室とは
 おぶせ高校生編集室は、「小布施町出身の高校生が町に住む大人に話を聞き、自分の将来について考えること」を大きなテーマとして始動したプロジェクトです。
 このプロジェクトで、インタビューを通して高校生が将来のロールモデルとしての町の大人と繋がる機会をつくりたいと考えています。

活動について
 毎月20日発行の町報おぶせへの記事掲載、小布施町公式noteでの記事連載を行います。
 町報おぶせでは、本格的な取材記事を。noteでは、取材を通して高校生一人一人が考えたことを自由に掲載していきます。
 現在、小布施町役場総務課広報係の皆様のご協力のもと、運営大学生2名、高校生5名のメンバーで活動しています。


運営大学生について
 私たちは慶應義塾大学総合政策学部でインタビューの研究会に所属しています。2019年から「小布施マチアソビ会議」として、1年間小布施町で高校生向けのワークショッププログラムを実施してきました。
 現在、小布施町役場総務課広報係のお2人のご協力のもと、渡邉と深山の2名が運営事務局として高校生の活動のお手伝いを行なっています。


私たちが目指すもの
 私たちは昨年度から「自分の人生をデザインできるようになってほしい」という願いを込めて活動を続けています。その一歩として今回は、〈繋がり〉〈憧れ〉の2つを大事にして活動をしていきたいと考えています。

〈繋がり〉
 このプロジェクトでは、大学生と高校生が繋がるだけではなく、インタビューを通して高校生と大人が、町報やnoteを通して高校生と町が繋がることを目指しています。
 私たちが昨年小布施町で活動することができたのは、ただ強い想いを持っていたということだけでなく、町内の素敵な人との繋がることで、様々な方のアドバイスやご協力を得られたことが大きかったということに気づきました。
 そこで、高校生たちが今後やりたいことが見つかった時に頼れる人、頼りたいと思える人の存在を知ること、また、高校生の声を聴き、「この子をぜひ応援したい」という町の大人が増えるという両方向の矢印を意識した繋がりを大切にしたいと考えるようになりました。この繋がりがあることで、これから高校生たちがフィールドの一つとして小布施町を選択しやすくなるだけでなく、そこに住む素敵な方々に応援したいただきながら自分のやりたいことを実現できるような未来ができていくのではないかと思っています。

〈 憧れ 〉
 私たちは、何かやってみたいことが見つかりそれを実現できるようになった先に、人生を自分でデザインできるようになるというゴールがあると考えています。逆に、どんな将来の姿でありたいかを考えることは、今やってみたいことを見つける機会になるとも思っています。
 そこで、高校生のロールモデルになり得る方々とのインタビューを通して、「こういう大人になってみたい」「こういう活動がしてみたい」など、理想の将来像のエッセンスを見つけて欲しいと思っています。また、町の中の素敵な方々とお話しすることで、人から小布施町の魅力を再発見できるかもしれません。
 今度この活動を続けていくうちに、町の大人から始まった憧れが高校生の活動につながり、その姿を見た次の世代がまた憧れを抱くようになり新しい活動が生まれてくるといった連鎖が起きたらすごく素敵だなあとも思っています。

 このように、私たちは今回のおぶせ高校生編集室での活動を通して「繋がり」と「憧れ」を持ち、自分のやりたいことを町に支えられながら実現できることを始まりとして、自分の人生を自分で開拓していけるようになる高校生が生まれる地盤を作っていきたいと思っています。


 さて、次回からは実際に活動してくれる高校生メンバー5人の自己紹介をしていきたいと思います!
 自己紹介と一緒に今想像する自分の将来像を聞いてみました!
普段の生活ではなかなか聞くことのない高校生たちの見ている未来を覗いてみてください。

 この活動は、運営事務局である小布施まちあそび会議(担当:渡邉・深山)が小布施町/小布施町役場と共催で運営しています。
小布施まちあそび会議は、「慶應義塾大学S FC研究所『長野県小布施町における新事業創造プログラム』」の一環として行われています。

ご感想や高校生編集室についてのご質問などはこちらまで。
machiasobi2020@gmail.com (担当:渡邉)