おぶせじん 2月号
こんにちは!小布施町とつながるマガジン「おぶせじん」編集室です。
2月も後半に入ると、だんだんと暖かい日が増えてきました。春が近づいていることを感じますね。
おぶせじんでは、小布施で今、起こっていること、小布施好きの方 “必見” の情報を紹介していきます。第12回目となった今回のテーマは、「つながる」です。小布施町を舞台に、つながる人やものの話題を集めました。今回も楽しんでいただけるとうれしいです!
特集 ~つながる~
第4回小布施バーチャル町民会議
今回、特集で取り上げるのは、9月から4カ月にわたって行われた「小布施バーチャル町民会議」です!
小布施バーチャル町民会議は、全国から集まった参加者と小布施の企業「オブセ牛乳」「穀平味噌醸造場」が、タッグを組んで新事業を企画・実装するプログラムです。「地域の食のこれから」をテーマに、ECサイトの活用、新しいブランディングに取り組んできました。
今回のバーチャル町民会議は、昨年9月にスタート。10月のフィールドワークでは、参加者が小布施町に集まり、企業を訪問したり町民運動会に参加したりしました。その後、zoom等を活用しながら、企業の課題を解決する施策を立案し、プロトタイプを実施。2月4日(日)に、集大成となる成果報告会が開かれました。
成果報告会では、小布施町長や小布施町議会議長をはじめ、小布施町や地域の取り組みに関心のある方々に向けて、オブセ牛乳チームと穀平味噌醸造場チームが、それぞれの施策を発表しました。
オブセ牛乳チームは「シンプルな、ぜいたく。」というコンセプトで、商品の組み合わせ方やインスタグラムのリール動画を披露。
会場では、制作したリール動画でも紹介されたフルーツ牛乳がふるまわれました。
穀平味噌醸造場チームは、若者に味噌を手に取ってもらうために、味噌とお酒をペアリングすることを提案。実際に、小布施のお酒と穀平味噌の商品が並べられ、来場者が好みのペアリングを試すという体験も行われました。
4か月間じっくり取り組むことで、試行錯誤を重ねた施策を打ち出すことができた今回のバーチャル町民会議。テーマオーナーとなったオブセ牛乳、穀平味噌醸造場の方々と、参加者の関係性も深まっている様子でした。
成果報告会でそれぞれの施策を聞いた役場の方々からは「バーチャル町民会議のような枠組みによって、外の視点が町や企業に届く。行政もこのようなプログラムをサポートしていくことが良い形ではないか。」とプログラムの取り組みに期待を寄せる声を聴くことができました。
小布施町内の企業と、全国の参加者がともに新しい試みに挑むバーチャル町民会議。今回できあがったアイディアがどんな形で実現するのか、プログラムが終わっても、目が離せません!
( ↓ 小布施バーチャル町民会議の取り組みはこちらから)
NEWS
淹れたてのコーヒーをお届けに
全2回の「コーヒーボランティア養成講座」を修了した受講生が、デイケアセンターにて早速コーヒーを振る舞いました。この講座は、ボランティアとしてコーヒーを振る舞う仲間づくりをするものです。受講生は教わったことを思い出しながら丁寧にコーヒーを淹れていきます。当日はバレンタインデーということもあり、おやつとして用意されたチョコレートロールケーキと一緒にコーヒーを楽しんでいただきました。お代わりをする人もいらしゃったり、普段コーヒーを飲まないという人も、いい香りに誘われたのか今回は召し上がっていました。今後も、さまざまな場所で活動していく予定です。そのための仲間も募集しています!
<連絡先>社会福祉協議会(担当:酒井さん)
TEL:026-242-665 MAIL:o-shakyo@stvnet.home.ne.jp
1年間の学習成果発表(小布施中学校1年生)
小布施中学校では、1年生が「環境」「ジェンダー」「まちづくり」「福祉」という4つのテーマに分かれて学習してきました。保護者も参観できるように今まで学んだことを発表する場が、2/15(木)にありました。自分たちで資料を集めたり、実際に足を運んだりして、調査したものをパワーポイントへまとめていました。また発表の仕方も、クイズやグループディスカッションを間に入れるなど、ただ聞いてもらうだけではない工夫もしていました。この生涯学習は3年生まで続くとのことで、最終学年でどのような発表が出てくるのか楽しみですね♪
「まちづくりファシリテーター養成講座」が開催されました
地方でまちづくりをする際に重要となる対話や場づくりのスキルを学び、体感する実践的なプログラム「まちづくりファシリテーター養成講座」の第4期が町内で開催されました。
まちづくりの先進地である小布施を舞台に、まちあるきや模擬ワークショップの企画設計などを行う実践型講座です!
体験農園で野菜を育てませんか?
今春より、2拠点生活をしている方、非農家で畑や道具がない方などを対象に、町内の畑で農業を体験できる企画が始まります。(自分の畑を持っていない地元の方もOKです!)小布施に月1~2回ほど滞在し、農家の方のサポートを受けながら、数ヶ月間、野菜を育てることができるようです!
興味のある方は、以下のリンクから詳細をご覧ください!
3/3(日)アロマメッセージキャンドルを作ってみませんか?
町では、お花を通した交流の輪を広げることを目的にお花のワークショップを開催します。今回は、いい香りのキャンドルの周りにお花をデコレーションしておしゃれなアロマキャンドルを作ります。香りとお花は好きなものをお選びいただけます!お子様でも制作できる内容ですので、是非ご参加ください。
申込方法など詳細は町ホームページをご覧ください。
次世代アーティスト発掘プロジェクト produced by 北斎館ガラリ“美術・芸術” 若手アーティストを公募します!
北斎館プロデュースのアートギャラリー「ガラリShowcase」では、若手アーティストの発掘プロジェクトとして2024年2月16日よりアーティストの募集を開始します。 ガラリShowcaseでは、“訪れる人”が新たなアートと出会うきっかけの場となること、そして“若きアーティスト”が、次なる可能性に胸を踊らせる時間・経験となることを願い、小さな町から大きく広がる世界へ、一緒にアートシーンを作っていくアーティストを募集するそうです!
おすすめコンテンツ
町報おぶせ
高齢者の健康や社会参加について紹介しています。町内で開催されている高齢者を対象としたイベント情報もみることができますよ。その他、消防出初式での表彰者等を掲載しています。
東大先端研
東大先端研では、農地を守りながら住民の方も暮らしやすい地域のあり方をテーマに活動をしています。
2月は、皆さんにもご回答いただいているアンケートや各グループの話題を紹介しています。
まちの様子
小布施文化観光協会SNS
雪の少ない今年の冬ですが、小布施でも雪化粧を見ることができました。寒くて大変な冬ですが、真っ白な景色はこの時期だけの特別なものですね。
あいうえおぶせ
小布施町をあいうえお順に紹介するフリーペーパー、小布施辞典「あいうえおぶせ」。これまでに刊行されたバックナンバーから、おぶせじん編集室が選りすぐった記事をお届けします。
今回は、「け」号の「ゲストハウス」をおすすめします!
KOKOROは、小布施町のまち中にある古民家ゲストハウス。実家のような居心地の良さが魅力です。様々な場所から小布施を訪れた人々が交流する場所になっています。ぜひ、覗いてみてください。
編集後記
編集・デザイン ゆりな
今月号は、えりっくの代打で編集も務めることになりました。いつもは、サムネイルを作る以外、皆さんと同じ目線で楽しんでいましたが、実際に記事を書いてみて気づく小布施の魅力もたくさんありますね。情報を集める中で、知らなかった小布施に出会うことができました。
小布施に関わるようになってもうすぐ1年。まだまだ見たことのない景色がありそうです。
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