見出し画像

おぶせじん 11月号

こんにちは。小布施町とつながるマガジン「おぶせじん」編集室です。

お歳暮、クリスマス、大掃除、年賀状、おせち…行事・イベントで忙しい時期に突入しますね。

この季節は「ふるさと納税」で、どこの自治体に寄附するか考えている人も多いのではないでしょうか?
今月は、その「ふるさと納税」を特集します。


NEWS

1.バージョンアップして今年度も開催!まちの人事部

昨年度から始まった「小布施まちの人事部」が、少し内容を変えながら今年度も10月よりスタートしました。

主に以下の3つの柱があります。

①ひとと事業の探求塾
経営者や人事担当者が集い、採用・人事・経営について対話し学び合う場
②まちの同期
次世代リーダー人材が集い、自分や同期、経営者等との対話や業務での実践に取り組む場
③キャンパス化構想
様々な大学に所属する学生がお互いや企業人材と出会い、実践を通じて学び合う場

武蔵野大学ウェルビーイング学部准教授の中村一浩氏が、コーディネートおよび進行をしている「ひとと事業の探求塾」

11月5日(火)に第2回目が開催されました。

こちらは各回で異なるゲストをお呼びしての開催となり、今まで参加されていない方でも入りやすいものとなっています。

  • 人事・経営に関する知識を学びたい

  • 抱えている悩みやテーマを共有し、他者(社)からの知見を取り入れたい

  • 学んだことを言語化し、実践へとつなげたい

このような思いがある方は、残り3回の機会をぜひご活用ください。

過去に開催した様子や内容については、こちらのホームページにnote記事としてアップしています。併せて、お読みください。

2.お祝いの気持ちを込めた風船を空へ

小布施町制70周年記念式典にて、バルーンリリースが行われました。
2色の風船の色には、それぞれ意味があります。

紫:古希(70年)のお祝い
白:可能性

無限大の可能性を秘めた小学生たちによる風船は、お祝いの気持ちを乗せて、空高く舞い上がっていきました。

風船は環境に配慮した素材のものを使用しています。

3.町の景観について考える

先月ご案内した「景観シンポジウム」が、11月17日(日)に開催されました。

戦後以降の復興による景観の変化から触れ、
「東京大学先端科学技術研究センター」との共同研究発表や小布施町役場担当課による改訂中の景観計画の中間報告など現状報告。

最後は「小布施らしい景観づくりに向けて」をテーマとしたパネルディスカッションを行い、過去・現在・未来と景観について学び、考える時間となりました。

<パネラー>
西村幸夫氏(國學院大学教授)、土本俊和氏(信州大学教授)、桜井昌季町長
<コーディネーター>
新雄太氏(東京大学特任助教)

4.ホスピタリティで有名なホテルの元日本支社長が講演

「従業員第一主義」を掲げ、従業員も“お客様”のように扱う有名ホテル「ザ・リッツ・カールトン」。

「従業員自身が、おもてなしを受ける感動や喜びを体感することで、お客様へ質の高いサービスが提供できる」と考えている企業です。

そのような高いホスピタリティでお客様はもちろん、従業員からも愛されるホテルの元日本支社長が小布施で講演会を行います。

それぞれの地域や人の特性に合う「おもてなし」とは何なのか…一緒に考えていきませんか?

以下のフォームからもお申し込みいただけます。

【特集】ふるさと納税に関わる人と思い

2008年に始まった「ふるさと納税」制度。
今ではテレビCMも流れていて、ほとんどの自治体が制度を活用しています。

小布施町も2010年から実施しており、返礼品の内容や掲載サイトの検討、ルール変更の対応など、いろいろと模索しながらやっているところです。

今月号の特集は「ふるさと納税」をテーマに、
ほんの一部ですが、小布施の取り組みについてご紹介します。

200年企業「塩屋櫻井」とふるさと納税

観光客でもっとも賑わう国道403号線から道を一本入り、小布施中学校へ向かう途中に全面ガラス張りのお店があります。

文化5年(1808年)創業とされている老舗の栗菓子屋であり、ふるさと納税の参画事業者のひとつでもある「塩屋櫻井」です。

その「塩屋櫻井」代表取締役である櫻井弘充さんに、ふるさと納税との関わりについてお話を伺いました。

ーふるさと納税に参画した経緯は?

まずは自社のこと、自社の商品を少しでも色々な人に知ってもらえたらという理由で2年ほど前から参画しました。

あとになって、商品を知ってもらえるだけでなく、寄附金が町の財源となって町に貢献もできる良い制度だと思いました。
ふるさと納税を始めてから気づきましたけど(笑)

ー制度開始から10年以上経過しての参画はなぜ?

実はコロナ禍で危機的状況に陥り、「もう店をやめようか」という話にまでなったんです。
でも、それがSNSで拡散されて「老舗の栗菓子屋を救おう」と、たくさんの人の助けがあったおかげで乗り越えることができました。

以来、より多くの人に知ってもらったり、来店や商品を手に取る機会を増やしていかなければと痛感しました。

そこから店舗とパッケージのリニューアルを進め、ふるさと納税参画に至ります。

ーふるさと納税に参画してみての印象や手ごたえは?

自社だけではつくれないものが企画できる面白さはあります。

最近「栗菓子屋4社の食べ比べセット」が出たんですけど、こういうところでないと出来ないですし、寄附者からの反応もあるようです。

ー最後に一言

「塩屋」と名前につくだけあって、定番商品の栗塩ようかんのように塩入の商品があるのが私たちの特徴です。

店舗へも遊びに来てもらえたら嬉しいです。お待ちしています!

小布施の特産品ご紹介

たくさんある特産品のなかでも人気のあるものを一部ご紹介します。

ふるさと納税ポータルサイトのご紹介

どのサイトを見ていいか悩んでしまうほど、ふるさと納税のサイトは様々あります。

そのなかでも小布施町が参画しているポータルサイトをご紹介いたします。

どのようなお店、どのような特産品があるのか、のぞきに来てください!


【連載】2050年のミライをつくる

先月、おぶせじん10月号の【特集】に掲載した「ミライ構想カレッジ in 小布施」。Seesion2が、11月10日(日)東京にて行われました。

当時は、ゲストに「リジェネラティブ・デザイン」を提唱する
中島弘貴氏(東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 特任講師)をお迎えしました。

その様子と内容をnoteにアップしましたので、ご覧ください。


町報おぶせ

今月号は、イベント満載だった10月の様子が詰まっています。
興味あるイベントがありそうか、チェックしながら読んでみていただけたらと思います。

掲載希望の方はこちら

「おぶせじん」では、一緒に「おぶせじん」を盛り上げてくれる方のご連絡もお待ちしております。
情報掲載を希望する方は、以下のフォームからご連絡ください。

小布施ファン向けLINE公式アカウント「おぶせじん」では、毎月1回お便りをお送りしています。アカウントの登録はこちらから

編集後記

編集・執筆/橋本 緑(地域おこし協力隊)

部屋が以前より広いので、こたつを買うか昨年のひと冬悩んで結局買わず。今年もまた悩む時期がやってきました。

極度の末端冷え性で、手先・足先がびっくりするほど冷たくなります。
それは困り事ではあるものの、冬が好きです。

寒い時にあたたかい飲み物・食べ物、お風呂や布団に入る幸せ…しみじみ

みなさんは、冬の楽しみは何かありますか?
あたたかくして、風邪などひきませんように。