見出し画像

【小布施での体験を元に『仮説策定』!】

こんにちは!小布施バーチャル町民会議運営の土持です。

今回は各チームに分かれて仮説策定を行いました。前回のフィールドワークを通して感じた小布施をベースに具体的な案を練っていきます。

それでは当日の様子を早速レポートしていきます。

【北斎館チーム】

北斎館チームディスカッションの様子

北斎館チームでは、参加者たちがフィールドワーク後に各々考えた多種多様なアイデアが共有されました。
例えば、北斎館に併設されるカフェである「ガラリ」に来る若者という顧客想定から「SNSにあげたくなるアート経験」として、ボディペイント・タトゥーシールが手軽で取り組みやすく、また北斎館の歩く広告塔にもなるのではないかという案が出ました。
私も、北斎の絵を描いて身につけられるというのはとても面白いと思い、実際自分でもタトゥーシールキットを買って作ってみました!いかがでしょうか?なかなかかっこいいのではないかと自負しています(笑)

土持の自作タトゥーシール

また他にも、体験型・交流型アート経験として版画づくり体験や画材づくり体験という、よりアーティストの感性に近づけるような体験も参加者の中から出てきました。これは特に子ども向けのイベントで、観光客のみならず小布施に住む町民たちにも楽しんで欲しいという願いも込められているようです。

2ヶ月という限られた時間の中、北斎館チームの場合は具体的な案をたくさん出しつつ方向性に迷ったらテーマに立ち返るという方法でディスカッションを進めていました。
実現可能性が高い案がとても多く、参加者からは全部に挑戦してみたい!という声も聞こえました。

これから参加者は次回のプロトタイプ計画に向けて何度か自主的に集まり企画書を練っていくそうです。ますますDay5が楽しみになってきました!

【松葉屋本店チーム】

松葉屋本店チームディスカッションの様子
参加者が作成したパワーポイント

一方、松葉屋本店チームでは、プロジェクトの根幹となるテーマ「人をつなぐ酒蔵へ」をしっかりと深く考えた後、それを元に顧客を誰にするか、具体的に何をするべきかという詳細部分について議論していました。

北斎館の、まずは具体的な案から出していくという方法とは対照的に、テーマを深掘りすることから始めたことで「おかえり小布施」や「立体マップ」などネーミングセンスの光る企画案が出たそう。テーマを深く考えたからこそインパクトのあるワードが生まれ、人々を惹きつけるプロトタイプ計画が進んでいきそうです。

松葉屋本店チームは、日本酒や酒蔵という場所に囚われず柔軟に発想を広げており新しい酒蔵の可能性をどんどん開拓していっているという印象でした。
Day5までにこれらの案がどのように具体化され実装に持ち込まれるかとても楽しみです。

【クロスセッション】

当日のスライド

また今回、参加者からの要望を受けて、チーム同士でアドバイスを交わし合うクロスセッションをプログラム内に組み込みました。
このクロスセッションによって、各々のチームに足りないことは何か、どのようなことを考慮すればより良いプログラムを作ることができるか、他チームからの新たな視点を取り入れます。

当日のクロスセッションでは、チームミーティングでどのようなことを話しあったかを共有し、これからどのようなことを目標としていくか等について話し合いました。また、両チームとも具体的な案についてはまだ決まっていない様子で、これからプロトタイプ計画の具体化をどのように進めていく予定か共有し、自分たちの計画を再度見直していました。

北斎館と松葉屋本店チームは正反対の方向性で計画を進めていたこともあり、お互いのプロトタイプ計画案を共有することで良い刺激を受け合っていたようです。

クロスセッションによって互いが互いの弱い部分や盲点を埋め合い、計画がよりブラッシュアップされているような印象を受けました。
小布施バーチャル町民会議がパワフルな参加者たちの力によって、より良いものへ導かれていき、運営としても大変喜ばしい限りでした!

【今後の小布施バーチャル町民会議】

次回は3月11日(土)はプロトタイプ計画を行います。
早いもので次回が小布施バーチャル町民会議の最後のオンラインプログラムとなります。限られた時間の中ですが、参加者たちがどのような成果物を持ち込んでくるのか期待が高まりますね!

では、次の更新をお楽しみに!

【関連サイト】

小布施バーチャル町民会議Webサイトはこちら↓

北斎館テーマ「アートをもっと身近に」について↓

松葉屋本店テーマ「人をつなぐ酒蔵へ」について↓

小布施バーチャル町民会議公式Instagram↓

https://www.instagram.com/obuse_virtual_conference/