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おぶせじん3月号

こんにちは!小布施町とつながるマガジン「おぶせじん」編集室です。
3月も後半に入り、春を感じる日が増えてきましたね。春の花のつぼみも膨らみはじめ、開花が待ち遠しい時期になりました。

おぶせじんでは、小布施で今、起こっていること、小布施好きの方 “必見” の情報を紹介していきます。第13回目となった今回のテーマは、「飛び立つ」です。特集では、地域おこし協力隊西野竜介さんが欧州で行ったエネルギー活用についての視察を取り上げます。日本を飛び立った西野さんは何を見て感じてきたのでしょうか?

今回もどうぞお楽しみください!


特集  ~飛び立つ~

欧州視察報告(地域おこし協力隊 西野竜介さん)

今回は、地域おこし協力隊の西野竜介さんが行ったヨーロッパ視察の様子をお届けします!
先月、西野さんは、森林エネルギー施策などの環境の取り組みを視察するために、フィンランド、スイス、オランダの3ヶ国を訪れました。

普段は小布施町地域おこし協力隊として「木質資源の利活用」をミッションに、バイオ炭と木質バイオマス熱利用の推進に取り組んでいる西野さん。
小布施町としても、ゼロ・カーボン目標達成のためこうした森林エネルギー・木質バイオマスの利用を加速させようとしています。
今回の視察は、西野さんや小布施町が理想とする「森林エネルギーが社会実装された世界」を、バイオマスエネルギー利用が進んでいるヨーロッパで一目見てみたい!と、計画されました。

1週間のフィンランド滞在で、西野さんは、ユヴァスキュラ(Jyväskylä)など3都市の視察先をまわりました。
ユヴァスキュラでは、2日間に渡りフィンランドの森林についてやユヴァスキュラの人々と森林との関わり方を調査。
なんと、人口14万人の町の社会活動・経済活動が森林を中心に回っているのだそうです!
森林が産業や学術分野を育み、人々の生活を支えているんですね。山や森が国土の多くを占める長野にも通じるところがありそうです。

ボリューム満点の西野さん欧州視察。西野さんが書いた記事は、以下のURLからご覧ください!

NEWS

お花で交流するワークショップ開催

元・地域おこし協力隊の佐々木愛さんと町産業振興課が共同で、お花を通した交流の輪を広げることを目的にワークショップを開催しました。お花を香りと見た目で楽しみ、灯をともすとメッセージが浮かび上がるキャンドル作りをしました。参加された方からは「初めてやったけど楽しかった」との声がありました。今後は、違った形でお花を楽しむワークショップを開催し、色んな世代の方に楽しんでいただきたいと考えているそうです。

小布施町の資源循環推進コーディネーター(任期付職員)を募集しています

【特集】で登場した西野さんが関わる「木質資源の循環ゼロ・カーボン」をはじめ、環境に対する様々な取組を行っている小布施町。
2023年には、これまでの取組が評価され、「世界の持続可能な観光地トップ100」にも選出されました。その小布施町が目指す姿に向けて、いま形となりつつあるものを確実に町に残せるものへしていきたいと考えています。
同時に、未解決の課題や着手できていないものも、まだまだあります。そこで、町では任期付きの職員として一緒にチャレンジしてくれる人を募集しています。町が環境施策に力を入れることになった歴史やこれから何を目指すのか、noteに記事としてまとめています。
ご一読のうえ響くものがあれば、ぜひご応募ください。多くの皆さんのご応募をお待ちしています。

太陽の丘マルシェが今年も開催!

4月13~14日, 20~21日に、千曲川河川敷で「太陽の丘マルシェ」が開催されます!
菜の花と桜が咲き誇る小布施橋の下で、農産物、飲食、キッチンカー、クラフト、ワークショップなどが並びます。春らしい風景とバラエティ豊かな出店を楽しみに行きませんか?
詳細は、以下のリンクからご覧ください!

お寺の境内でアートイベント!境内アート×苗市

4月28日、400年以上の歴史をもつ禅宗の古刹・玄照寺を舞台に「境内アート×苗市」が開催されます。1959年に苗市としてはじまってから、境内アートに進化したこのイベントは、今年で19回目。
アート、パフォーマンス、クラフト、古本、食、映画など多彩な表現のかたちが、参道、境内、堂内、広大な森に広がる大縁日です。
↓1日中楽しめる境内アート×苗市の詳細はこちらから!

中田英寿さんなど19人のアスリートが小型重機の免許取得

3月11日に行われた「防災パークnuovo小布施(日本笑顔プロジェクト)」の重機講習会に、元サッカー日本代表の中田英寿さんなどアスリート19人が参加し、小型車両系建設機械の運転資格を取得しました。ラグビー選手として活躍した五郎丸歩さんは「免許をとることだけが目的ではなく、実際に被災地に行って活躍できるよう、志を高く持って皆さんと一緒に取り組めたため、素晴らしい時間となりました。」と語っていました。

「まちづくりファシリテーター養成講座」第4期Day7-8が小布施で開催されました! 

 ローカルな現場で活動するために必要なファシリテーション・コミュニケーションのノウハウを学ぶ「まちづくりファシリテーター養成講座」第4期Day7-8が、3月16日-17日の週末に行われました!最後のセッションとなる今回は、 受講生がグループごとに1ヶ月の講座の中で設計してきた、町を題材としたワークショップを実践したとともに、受講生一人ひとりの「内面」と向き合うために小布施のまちを歩くフィールドワークを行いました。 2日間の講座レポートは以下のリンクからご覧ください。

おすすめコンテンツ

町報おぶせ

東大先端研でも研究が行われている「景観」についての話題が掲載されています!
町では、良好な景観づくりに寄与していると認められる建築物等を、優良な景観建築物等として認定しており、今回新たに3件の建物が認定されました。
普段は何気なく見ている景色も、誰かの手によってデザインされたものであると思うと、その意図や影響にも興味がわきますね。

東大先端研

東大先端研では、農地を守りながら住民の方も暮らしやすい地域のあり方をテーマに活動をしています。
3月は、皆さんにもご協力いただいた、小布施の景観アンケートの回答促進の様子を掲載しています。

まちの様子

小布施文化観光協会SNS

今回は、観光案内所での素敵な一コマをご紹介します。
小布施を訪れたイタリア人の観光客と元イタリア在住の日本人の方が、イタリア語で盛り上がっていたそうです。さらっとイタリア語が出てくるなんてかっこいいし、なんだか温かい光景でほっこりしました。こんな場面を見ると、外国語の勉強意欲が高まりますね。

あいうえおぶせ

 小布施町をあいうえお順に紹介するフリーペーパー、小布施辞典「あいうえおぶせ」。これまでに刊行されたバックナンバーから、おぶせじん編集室が選りすぐった記事をお届けします。

今回は、「か」号から「かぐさっか」をおすすめします!
小布施の「Art&Craftよしのや」には、家具作家の古川喜啓さんが手がける木製家具がずらりと並んでいます。
長年、真摯に家具作りに向き合ってきた小布施の家具作家の熱い思いを感じてください。

編集後記

編集・デザイン ゆりな

 3月半ばに卒業式があり、袴を着ました。帯をしっかり締めると少し窮屈で、半日だけでもかなり疲れてしまいました。昔の人はこういった恰好で毎日生活していたのかと思うと、信じられない思いです。忍耐強さや所作は、普段の服装にも影響されそうだなと感じつつ、だらっとしすぎないように気をつけて、新生活を始めたいです。

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