【フィールドワーク2日目、チームごとに本格始動!】
さて、フィールドワーク2日目では、主に各チームに分かれての活動となりました。
今回、私は北斎館チームへと参加しました。その様子をレポートしていこうと思います。🌊
北斎館チームの参加者たちはまず、プロトタイプの舞台となるガラリ2階へと向かいました。
そして、大きな模造紙を広げ「ここでできそうなことは何か」「これから何を始めていこうか」ということについて話し合いました。
【アートを身近に感じた瞬間って?】
最初に参加者らは、今回の北斎館のテーマである「アートを身近に」とは何なのかということについて議論しました。
参加者の中からはたくさんの意見が出ました。例えば、「学校・有識者に作品について教えてもらったとき」や「アート体験などに参加したとき」という意見がありました。
それらの感覚をベースに、まず実現可能性は問わずどんどんアイデアを出し合い、それから3月までに実装できるものと長期的に開催していけるものとで分けました。
対面で参加することによって参加者同士のコミュニケーションや意見交換が促進され素晴らしいアイデアが次々と湧いており、私自身も参加しながらとても驚いていました。
【チームごとの共有】
チームごとに深く議論を重ねた後、我々は役場に再集合し、各々アイデアが生まれた経緯や実現したいイチオシの計画についてを紹介し合いました。
例えば北斎チームからは「ボディペイント」「北斎の絵を使った大喜利大会」などがアイデアとして紹介されました。北斎館の「アートを身近に」というテーマに沿った計画が創出され、これからの2ヶ月がより楽しみになってきました。
一方松葉屋本店チームでは酒蔵に縁遠い幼いこどもや若年層を巻き込むような企画を提案しました。「人をつなぐ酒蔵へ」という抽象的なテーマに困難を感じつつも、若いチームメイトが持つ目線を活かし、プロトタイプ計画のたたき台を作ることができたと述べました。また、フィールドワーク内で気づいた「無農薬野菜や小布施町内の色々な食べ物が食べられるといいのでは」というという問題点を指摘し、様々な要素を掛け合わせることで酒蔵の可能性は無限大となると語っていました。
彼らのアイデアを他チームに共有することで、互いに刺激を受け合い、より良いプロトタイプ計画の足がかりとなった様子でした。
さらに参加者からは「興味関心がない人からこそ得られるものがある。それを持った人たちが実は隣のグループにいるのではないか」と今後のオンライン議論を有意義にする提案を受け、良いものを作りたいという参加者たちの熱意を感じました。
今回の小布施バーチャル町民会議では、双方のテーマに新規顧客を開拓するという課題があることが特徴として感じられます。
互いに意見交換を重ねることで、3月末にどのような企画が作られるか今後も目が離せません!
【まとめ】
今回の小布施バーチャル町民会議は念願の対面開催となりました。
2日間とも快晴で比較的暖かく、小布施も参加者たちを歓迎しているかのようでした。
対面で開催することで参加者たちの交流も深まり、これから2ヶ月間同じプロジェクトを進めていくチームを作る上でとても有意義な2日間であったと感じます。
限られた時間の中で参加者たちがどのようなイノベーションを生み出していくかとても楽しみです!✨
【今後の小布施バーチャル町民会議】
次回は2月23日(木・祝)に仮説策定を行います。
今年の小布施バーチャル町民会議も早いもので、次回で折り返し地点となります。
参加者たちがどのような仮説を練り上げていくか運営として、長野の住民としてワクワクが止まりません!
【関連サイト】
小布施バーチャル町民会議Webサイトはこちら↓
北斎館テーマ「アートをもっと身近に」について↓
松葉屋本店テーマ「人をつなぐ酒蔵へ」について↓